わらじを履いたお地蔵様が、願いをかなえに来てくれる・・・なんともファンタジックなお話。
京都は松尾に通称「鈴虫寺(すずむしでら)」、正式名称「妙徳山・華厳寺(みょうとくざん けごんじ)」という、一年通して鈴虫の声を聞くことの
できるお寺があります。
なんでも「よく願いが叶う」という評判です。
参道は80段の石段がありました。これは、下界から天界までの階段の数だとか。
行き方は、阪急嵐山線「松尾」駅下車、徒歩約15分です。
(詳しくは、鈴虫寺の行き方、駐車場情報をご覧下さい)
近くには苔寺や、松尾大社があり、嵐山からも非常に近い立地のため日曜祝日は問わず、非常に混雑している人気のお寺です。
妙徳山・華厳寺(みょうとくざん けごんじ) ■住所・・・・・京都府京都市西京区松室地家町31 |
魅力1 わらじを履いたお地蔵様
鈴虫寺のお地蔵様は「幸福地蔵菩薩」というお名前です。
お地蔵様は元々、とても親しみやすい仏様で地獄に居ながら、この世に生きる人のみならず、地獄に堕ちた人々をも救ってくださり、願いを叶えてくださる大慈悲をお持ちになった仏様だそうです。
鈴虫寺のお地蔵さまは、私たちの願いを叶えに、または様子を見にやって来て下さるという謂れがあります。そのため、わらじを履くという珍しい姿をされているんだそうです。
魅力2 ホッと一息、鈴虫説法
鈴虫寺参詣の醍醐味は「鈴虫説法」だと言う方もいます。
「鈴虫説法」では、願いを叶えるということはどういうことなのか?願いを叶えるためにできることは何なのか?様々な現象の中から、とても深いお話を聞くことができます。
願いが叶うも叶わないも自分次第。何か行き詰ったり、悩んだりした時に出口が見つかるといいなと思いますね。
鈴虫寺には入学・開運・復縁・恋愛成就・良縁祈願の方々をはじめ、多くの方が願いを叶える為ににいらっしゃいます。
お願いは、一回にひとつずつ、決して欲張ってはいけないそうです。
お願いが叶ったら、お礼参り行って新しいお守りと願い事をします。
土日祝日の鈴虫寺は混んでいます。5月の日曜日(ゴールデンウィークは外しました)に行ったことがありますが、階段でまっている方が非常に多かったので説法を聞くのはあきらめて、お守りだけ買って帰りました。
鈴虫寺が空いているとき、というのに出会ったことがないので色々調べてみました。
1、拝観が始まる午前9時頃
2、できれば平日
3、夏休み以外の真夏
4、正月を外した真冬
が空いてそうです。当たり前の予測ですね、申し訳ありません。
でもでも、混雑している時期でも、拝観開始の9時頃なら、どうにかなるかも!
「早起きは三文の得」ってやつです。
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